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繰り下がりのある引き算の教え方(小1)

書いた人:オヤコバコ運営者(合同会社CinqCrea)/公開 2026年10月22日

13 − 9 のような引き算は、小学1年生の11月ごろに習います。その少し前、10月ごろに繰り上がりのある足し算を習っています。

この問題を見た子は、一の位だけに目が行って「3 から 9 はひけない」と止まりがちです。ここで「10のかたまりからひく」に気づけるかどうかが、繰り下がりの分かれ目になります。

最初は、1つずつ数えてひいてかまいません

はじめは、13こ から 1つずつ 9回 取っていく子が多いです。それでいいです。何問か続けるうちに、「毎回 9こ 取るのは大変だな」と感じてきます。

そこで、ひく数が 9 の問題を3つ続けてやってみてください。13 − 9、12 − 9、15 − 9。どれも「10 から 9 を取ると 1、残りと合わせる」で解けることに気づきやすい並びです。文部科学省の学習指導要領解説に載っている授業の例でも、同じように 9 をひく問題を続けて、10のかたまりから取ると楽なことに気づかせています。

おはじきで 13 − 9 をやってみる

  1. おはじきを 10こ のかたまり と 3こ に分けて置きます(全部で 13こ)。
  2. 「9こ 取りたいけど、3こ からは取れないね。10こ のほうから取ろう」と言って、10こ のかたまりから 9こ 取ります。
  3. 残りは 1こ と 3こ。「合わせて いくつ?」と聞いて、4 を確かめます。

口で「13 は 10 と 3。10 から 9 を取って 1。1 と 3 で 4」と言えたら、プリントに移ってください。「10 から 9 を取ると 1」のような、10 からいくつ取るといくつがすぐ出ない子は、小1「いくつといくつ」のプリントで 10 の分け方に戻ると早いです。

学校では、2通りのやり方を習います

13 − 9 なら「10 から 9 をひいて、残りの 3 を足す」やり方です。学習指導要領解説や教科書会社の資料では「減加法(げんかほう)」と呼んでいます。もう1つは「減々法(げんげんほう)」で、ひく数を分けて順々にひきます。12 − 3 なら、3 を 2 と 1 に分けて、12 から 2 をひいて 10、10 から 1 をひいて 9。

日本文教出版の教科書では、先に「10 からひく」やり方(13 − 9 など)、そのあとに「順々にひく」やり方(12 − 3 など)を習い、最後に、どちらのやり方でも計算できる問題をやります。

教科書やノートでは、13 を 10 と 3 に分けて下に2つ書く「さくらんぼ」の形で習うことが多く、「さくらんぼ計算」と呼ばれることもあります。

ひく数で、楽なほうが変わります

学習指導要領解説でも、どちらを主に使うかは数の大きさに応じて柔軟に、とされています。家では、子どもが分かりやすいほうでかまいません。答えが出たら、足し算で確かめる(9 + 4 = 13)習慣をつけると、まちがいに自分で気づけるようになります。

練習問題(答えつき)

公開しているプリント「小1 ひき算(くり下がり)」1枚目から8問選びました。答えは一問ずつ確かめてあります。

問題答え
12 − 48
18 − 99
12 − 93
16 − 79
11 − 38
11 − 74
17 − 98
11 − 65

続きは 小1 ひき算のプリント(くり下がり なし・あり 各3枚・答えつき)で。画面で解くとその場で丸がつく ひき算のオンライン計算ドリル もあります(「くりさがり あり」を選びます)。その前に習う 繰り上がりのある足し算の教え方 も書いています。

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